■i-TREKとは

 基本・既存技術の応用

 i-TREKの構成

 CIの導入

■Tool-Kitとは

 シーンから

 移動手段から

 Tool-Kitの詳細

■i-TREKの背景

 いま、なぜITSなのか

 地域ITSの取り組み

 現状の課題

 今後の展開

■i-TREKの使用について

 スキーム

 サポート体制

 約束事

 用語解説

■移動手段によるサポート
 人が移動するための手段は、「歩行」、「自動車」、「公共交通」と、「それらの複合利用」があります。これらの各移動手段に対して役立つTool−kitを紹介します。

>>>「歩行」
 歩行者にとっては、近隣の施設情報(行政施設、レストラン、トイレなどの位置と経路など)やバリアフリー情報(段差のない経路、身障者用トイレの位置など)の提供が、移動時の支援になります。i−walkは、快適で歩きやすい歩行空間を創出するために、高齢者や身障者に対して、利用者の自己位置を提供する位置情報の提供や、危険警告、および自己位置周辺の場所属性情報や経路案内等の歩行時に必要となる情報内容を利用者の特性に合わせて、PDA、マーカ、専用白杖、情報端末等の機器により適切な情報を提供することで、特に高齢者・身障者の移動を、「動きやすく」(=モバイル)します。

>>>「自動車」
 自動車は、市街地での移動、郊外へ移動、観光地への移動など広範囲な目的に使われる移動手段です。市街地での移動は、買い物やビジネスで目的の施設周辺にある駐車場に関する情報が、移動時の支援になります。目的地に近い駐車場の位置、空き情報を「リアルタイム」に提供することにより、スムーズな駐車が可能となります。(i-park
 長距離ドライブでは、時間と共に気象状況や事故による交通規制などが刻々と変化します。自宅、目的地に至る途中のシーンにおいて、気象情報(雨、降雪、積雪、路面状況等)、災害情報、道路規制情報など様々な情報を「リアルタイム」に道路利用者に提供することで、目的地までの快適なドライブ環境を創出します。(i-drive

>>>「公共交通」
 公共交通を利用した移動では、雪や雨等によりバスの遅れ状況が分からず長時間バス停で待たされる事もあります。公共交通機関の運行情報を利用者へ「リアルタイム」に提供することにより、利用者は運行情報を基に待ち時間を有効に活用し、イライラ感が減少します。(i-location
 空港、JRの駅、バスセンターなどの交通結節点では、目的地への交通手段が分からない、乗降箇所が数多く点在し乗り継ぎに困惑するなど、目的の交通機関、乗車位置を探して迷う歩行者が数多く見受けられます。公共交通機関の違いによるバリアを解消するために、目的地まで利用する公共交通機関の経路情報及び乗り継ぎ案内情報を提供することにより、「シームレス」な公共交通の乗り継ぎが可能となります。(i-transit

>>>「歩行・自動車・公共交通の複合利用」
 歩行・自動車・公共交通を複合利用するケースは、旅行や出張時に、空港からJR駅への移動、公共交通機関が利用できない目的地へはレンタカーでの移動などがあります。空港、JRの駅、バスセンターなどの交通結節点では、目的地への経路案内情報、乗り継ぎ案内情報の提供が移動時の支援になります。
  また、移動が観光目的であれば、地域のイベント情報、観光地の情報等も必要です。利用者にインターネット等で地域情報や観光地等の情報を提供し、道の駅やSA・PA等の休憩所に設置された情報キオスク端末等で、目的地までの経路情報やリアルタイムな道路情報の提供を行い、目的地までの「シームレス」な移動を支援します。(i-visit